弓道練習用 ゴム弓「中押し号」Q&A。

2024年

   1月 1日

更新

 

 

『中押し号』

ホ-ムペ-ジ 

 

 
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ゴム弓「中押し号」の疑問にお答えします。


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 弓道練習用ゴム弓「中押し号」の特徴は 

 握り皮を握った左手の親指の付け根を ゴムが上下から挟んで伸張する構造に在ります。

* この構造によってゴムの張力が虎口と角見・脈所に真っ直ぐに掛かりますので弓道の弓と同じ様に 自然な中押しの手の内で練習する事が出来ます。

 

             

 ゴム弓 「中押し号」 は、鏡に向かっての練習 でより効果を発揮します。 ( 鏡は、左手から1m以上離して下さい。)

* 的方向に鏡を置いて練習しますと、自分の姿を自分で見れますので、自分の課題と自分自身で向き合う事が出来ます。

 

         

3  ゴムを引っ張って離しますと、どこかに当たります。

 弓道用ゴム弓「中押し号」は、正しく胸を開く離れが出来ますと、離れたゴムが弓返りの弦の如く左手の甲~手首の外側に当って離れの正しさを証明します。

 

* ゴムが親指の付け根や手首の内側に当る原因には

左肩(左腰)の入り過ぎ等の、ゴムと身体の平行が狂った離れや、 身体の前面の伸びきらない射開きの生じない離れ(矢筋に手の残った胸が湾曲気味に詰まった残身になります。)、手首が甲側に折れ曲がる離れ、 上押しが利き過ぎて手首から下に折れ曲がる離れ、柄部の右側のゴムを見ながらの離れ、他、が在ります。

  ゴムが親指の付け根や手首の内側に当る場合は、

左右対称の足踏み・縦線の生きた胴造りを心掛け、真っ直ぐに縦線の伸びる三重十文字で射法八節を運行して、  離れは、会から残身へ向かう伸び合いの最中に出現するという意識に基づいた、正しく 胸の開く離れ を実現する練習をして下さい。

 

   「中押し号」での練習で気付いた事。

    ( 鏡から 5m程離れての練習で気づいた事です。)

 

1. 会で、矢が的芯と足先を結ぶ線の真上に来る事が、三重十文字の整った正しい矢の向きである事に気付きました。 ( 正しい足踏み+三重十文字+矢と身体の平行=矢が的芯を向く )

 

2. 弓手の上面から何ミリ上に的芯が来た時に矢が水平なのかを、自分で簡単に計算出来る事に気がつきました。

 

3. 野球帽をかぶって練習すると、帽子のつばでゴム(矢)の通り道を把握し易い事に気付きました。

 

4. 耳用のメトロノームを着けて練習すると、動作が丁寧になる事に気付きました。

 

 

5.  ズボン姿で鏡に直角に足踏みをして練習していて、右尻が見えましたので、三重十文字の狂い=左腰の入り過ぎに気付きました。

 

6.  中押し号の内竹側のゴムの付根が爪で傷付く事から、離れの瞬間に左手が指先側から柄部を握り込んでいる、即ち、 角見を押し切る離れに成っていない事に気付きました。

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7. 親指の根元と小指の根元を接近させる引分けで、会で脈所に張力を感じ取る事が出来ました。

             

8. ゴム弓「中押し号」での練習中に 大三での右手手首を仰ぎ見て、 右手親指の在り方次第で、内折れしたり外折れしたり猫手に成ったりと 手首の形が変化する事に気付きました。

 

9.  ゴム弓「中押し号」で繰返し練習していて、足踏みに始まる全ての動作が縦横十文字と左右均等である事が 胸の開く離れの条件である事に、即ち、その何処が狂っても 胸を開く離れは実現し難い事に改めて気付かされました。

 

10. 鏡に向かって中押し号で練習していて、出尻鳩胸や腹が出て上体の反った姿勢、又、体幹は真っ直ぐでも、前傾姿勢や、踵に重心が載った後傾姿勢、等の三重十文字の狂った姿勢は、( 身体が反射的にバランスを取るため ) 縦線を伸ばそうとしても伸ばせない姿勢である事を体感しました。

 

              

11. 中押し号で離れの練習をしていて、胸を開く離れは、自分にとっての背筋の真直ぐを発見しないと実現できない事に気付きました。

              

 

 A 弓返り。和弓 と ゴム弓「中押し号」。

  和弓の離れは、弓体がしなりから復元する力で弦が運ばれ、弦の長さで制限された復元の勢いが角見の働きによって弓返りとなりますが、ゴム弓「中押し号」の離れは、伸ばされたゴムが縮むだけですので、角見の働きと胸の開く勢いによってゴムが柄部を回転します。

 

B 「中押し号」の欠点。

 ゴム弓「中押し号」を考案して、師に報告した時の事です。

「これは良いやないか。」と、早速使って下さいました。 そして数日後、「中押し号」の欠点は、苦労せんでも中押しの形が出来てしまう事や。」と指摘され、中押しの手の内には、形と共に働きが大切 な事を指導して下さいました。

 

       

C 大三(押大目引三分一)と左右均等の引分けについて、先生方の射影を研究し、ゴム弓「中押し号」で繰り返し練習していて

              

 大三から、左手(角見)が1の力で1の距離を(速度で)押し、右手(右肘)が3分の1の力で3倍の距離を(速度で)引けば、計算上、押大目引三分一の力の割合で左右均等の引分けが成立する事に気付きました。

 

D 無限の引分けと引かぬ矢束。

 ゴム弓「中押し号」で練習していて 大三から残身まで押し続け引き続ける事が、又、会では離れではなく残身をイメージして何処までも伸び続ける事が、無限の引分けであり引かぬ矢束なのでは? と考える様になりました。

 

E 握力トレーニング用のハンドグリップをV型に持って、三指の側に親指側を押し付ける様に使うと、中押し号と同じ様に、大三から残身までの中押しの手の内の練習が出来る事に気付きました。

              

 

 

 余談です。

               

 永年、出木弓に成ったり、関板との隙間が無くなったり広がったりと、矯正してもすぐ戻る竹弓の性質に悩まされて来ましたが、思い切って「患部に板を貼り付ける方法」で補正しましたところ改善されましたのでご紹介します。

              

1 上関板の弦通りが正しい出木弓は、本はずの ( 上関板の弦通りが左に寄っている出木弓には、末はずと本はずの ) 右側面の弦輪が当たる所に厚さ2mm程の板を貼り付けて、弦の通りを1mm右側へ寄せる事で対応しました。

              

2 上関板に弦が接してしまう状態の弓には、末はずの弦輪のこぶが当たる部分に厚さ3mm程の板を貼り付けて、弦通りを3mm高くする事で対応しました。

   

 どちらも成功し、弓が生き返りました。貼った板も整形し着色しますと目立たなくなりました。 ご参考まで。

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          ゴムの長さは ?

大三は矢束の半ばと考え、大三でゴムの張力を感じ取れる様に 矢束90cm程以上用(約37cm)と 矢束85cm程以下用(約35cm)の二種類としました。

         ゴムの強さは ?

ゴムの強さ=張力は、矢束(90・85)で 6kg8kgの二種です。

 

           ご注文は ?

ご注文は、 例えば、85cm6kg タイプ、 90cm8kg タイプ の様に矢束と張力をご指定下さい。

例示の2タイプがよくご利用頂いていますが、8kgタイプは結構強いので、弓力14kg以下の方や女性・初めてお使いの方には、6kgタイフ゜をお勧めします。

 

 

            価格は ?

6kgタイプ=1,700円・8kgタイプ=1,900円です。

 

◎ 商品お受取り後、郵便局でお支払いの場合。

例・ 中押し号(6kgタイプ=1,700円)+送料(300円)=2,000円+お支払い時の払込手数料。

払込手数料は、お支払い条件 ( ゆうちょ ATM電信振替、ATM現金、窓口、他 ) によって異なります。

 

◎ 商品お受取り時に、代金引換でお支払いの場合。

例・ 中押し号(6kgタイプ)+送料+代金引換手数料(265円)+払込手数料(203円)=2,468円。

 

          ゴムの交換は ?

 ゴムは、握り皮と同時に取り替える構造です。

・ ご自分でお取替えの場合は、ゴム・握り皮取替えセットをご購入下さい。

 ゴム・握り皮取替えセットは、

8kgタイプ=900円+送料140円。+お支払い時の払込手数料、

6kgタイプ=700円+送料140円。+お支払い時の払込手数料 です。

 

・ 取替えご依頼の場合は、本体プラスチック部をお送り下さい。

8kgタイプ1,500円(内訳参照)+お支払い時の払込手数料、

6kgタイプ1,300円(内訳参照)+お支払い時の払込手数料。でお取替えします。

( 内訳=ゴム・握り皮取替えセット代金+取替え工賃300円+送料300円です。)

 ゴムは、メーカー資料で伸び率690%。結構長持ちします。

              

 

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      安全弓具 Tel・Fax 078-794-0487

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